【20ストラディックSW6000HG】評価とインプレ!

Selfishインプレ
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selfishfisherのセルフィッシュインプレ vol.5
シマノ
20ストラディックSW6000HGの評価と実釣インプレ!

20ストラディックSW6000HGの評価と実釣のインプレをご紹介

ももや
ももや

こんぬつは、ももやです。
釣りを始めて早1年…
ようやく手に入れたショアジギング用リール、
シマノ 20ストラディックSW6000HG

ハイエンド機にも使われている技術を、惜しみなく投入された大注目のソルト機。
初心者目線ですが使ってみての感想を述べたいと思います。

20ストラディックSW6000HGとは?

エキサイティングなSWゲームを制する充実スペック
軽やかな巻き上げに加え、力強さをも実現させるインフィニティドライブを搭載し、主導権を握りながらのファイトが可能。さらに、ラインローラー部への水の浸入をシャットアウトするXプロテクトにより、耐久性も向上。オフショアに求められるパワーとタフネスがより高次元へと進化。

SHIMANO公式サイトより

オフショア&ショアゲーム #6000スタンダードモデル
#5000サイズの大口径スプールモデル。適度な速さと巻き上げパワーを備え、キャスティングゲームはもちろん、ジギングなどの幅広いシーンで活躍。

[参考対象魚・釣種]ショアジギング&プラッギング、ジギング、オフショアキャスティング(青物、シイラ、カツオ)など

SHIMANO公式サイトより

SHIMANOのソルトゲーム機の中でも大人気のミドルクラスのリール「18ストラディックSW」が大幅にアップデート。その目玉となるのが、ハイエンド機の「ステラSW」にも使われている「インフィニティドライブ」を搭載した点。

特にショアジギング初心者だからこそ分かるのですが、ショアジギングのリール選びの魔境具合は尋常ではありません。。

そんな中、満を辞して発売された20ストラディックSW。

2020年大注目のリールをショアジギング初心者の目線ではありますが、番手選びやちょっと気になるポイントまでインプレしていきたいと思います。

20ストラディックSW6000HGのスペック表

ギア比5.7
実用ドラグ力/最大ドラグ力7kg/12kg
自重440g
PE糸巻量2-440、3-300、4-210
ナイロン糸巻量4-240、5-190、6-160
最大巻上量103mm
ハンドル長60mm
ベアリング数 BB/ローラー6/1
SHIMANO公式サイトより

ももやが購入した20ストラディックSWの番手は「6000HG」
リーダーちゅうたと渡船屋さんの鰤がかかった時のアドバイスをもとにこの番手にしました。
今回合わせたロッドは「シマノ コルトスナイパーSS S96M」
武庫川一文字でのライトショアジギングを想定していたので、当初は20ストラディック4000XGまたは5000XGにしようと思っていました。

しかしながら、突如現れる大物との出会いを必ずものにしたいと思い、6000HGにしました。
その辺りのエピソードはコルトスナイパーSSのインプレ記事の方にも書いていますので、良かったらご覧ください。

6000HGにした理由は「汎用性の高さ」

マットなネイビーのかっこいい質感のドラグ。

20ストラディックSW6000HGを選んだ理由は、ホームである武庫川一文字以外でも、淡路島や垂水など関西近郊のショアジギングでも遊漁船からのオフショアキャスティングでも兼用できる番手にしたかったというのが1番のポイントです。

また、5000XGに比べて重量の差はわずかに10g重いだけ

ボディは5000番台と同じでスプールが違うだけなので、5000番台のスプールを買えば釣り場によってPEを巻き替える手間も省けます。
6000番のスプールにPE2号を300m巻こうと思ったら下巻きが必要なのですが、5000番のスプールだと2号300mがぴったり収まります。PE3号を300m巻いて100gを投げるような釣り場と兼用したかったので最初に6000HGを購入して良かったと思っています。

モウさん
モウさん

海上釣り堀でも十分使えるぞ。
堅田行くぞい。

実際の釣行での使用感のインプレッション

入魂は一年ぶりに釣れたハマチくん!

武庫川一文字でのライトショアジギングに使用しました。
ビッグバッカー鰤カスタムで3ヒット2キャッチでした。

実釣でのファイトの感想

40〜50cm代の青物とファイトしました。
青物の引きを味わいながらも、主導権を渡す事なく難なく寄せて来れました。
ただ、ゴリ巻きでするする寄せることが出来るので、パワーが掛かり過ぎて手前で口切れしてしまったケースもありました…
リールの性能に甘えて魚とのやり取りが下手くそな事が原因です…
とにかくトルクフル!いつか出会う大物とのやり取りが今から楽しみです。

※2021年7月追記

兵庫県淡路島の翼港で70cmオーバーのメジロを釣る事ができました。

相棒であるコルトスナイパー SS S96Mにビッグバッカー鰤カスタムをセットして釣れました。
流れに乗ったメジロのパワーに負けずしっかりと寄せる事が出来ました!
ただ一点不満点を挙げるとするなら、ドラグ性能がやはり上位機種に比べると値段なりなのだと、21ツインパワーSWを使ってみて改めて気づきました。。
それでも、激流に乗った70オーバーメジロの想定鰤とも遜色なくファイトできましたので、実釣には問題ないかと思います。

しゃくる際のピッチは個人差が大きいと思いますが、私のしゃくるピッチにはHGとの相性が良く、快適にアクションできています。

替えスプールとして5000XGのスプールを購入しましたが、PE1.5号を巻いてのライトショアジギングの使用でも全く問題ありません!

ボディサイズが5000番台と同じなのでスプールも互換性があります。

ライトショアジギングにおいてもう少し軽めの4000番代のリールで1.5号の方がやりやすい場面がかなり多いかと思います。例えば日が登って青物の活性が下がってしまった時にシルエットの小さな30gや40gのジグをメインで投げる場合です。
Mクラスのショアジギングロッドであれば、4000番台のSW機が本来はベストマッチかと…

武庫川一文字でも東側の外向きは10mほどですし、我々のよく行く西側の外向きでも14mほどですので、30gくらいのジグやメタルバイブで十分底をとる事が出来ます。PE2号だと少し着底がぼやけたり、流れが速いと流されてしまい混雑した堤防でオマツリの原因にもなりますので、武庫川一文字や神戸の沖堤防などでは本来は1.5号でも十分なシーンがほどんどかと思います。

今回私が6000HGにPE2号を巻いたのは、「混雑した堤防などで大物をゴリ巻きで短期決戦に持ち込むため」という目的からです。

ブリをかけた後に強めのドラグ設定で強引に引っ張り合いに持ち込んで素早く巻いて浮かせる、というイメージです。

30~40gで底を取れる場所では、オーバースペックになる場面もあるかと思いますので、あくまで「セルフィッシュ」な選択である事をご理解ください…

20ストラディックSW6000HGにおすすめのショアジギングロッド

今回ももやはライトショアジギングから本格的なショアジギングまで兼用できるリールということで6000HGを選びました。

このリールを実際に使ってみて、20ストラディックSW6000HGに合うだろうなと妄想したおすすめロッドをご紹介します。

シマノ コルトスナイパーXR S100H
※2021年7月追記
翼港、日本海の地磯でセットして使用しました!PE3号300m巻いて、100g〜125gのジグをキャストしましたが、問題なくシャクることが出来ました。タックルバランス的にもちょうどいいですが、100Hで釣行する磯や激流ポイントですと、8000番の方がしっくりくるような気もします。

ジャッカル BRS-S100MH-SJ
2020年にフルモデルチェンジしたジャッカルのショアジギング専用ロッド。
MAX80gのジグまでキャスト出来るということで、40〜60gメインの武庫川一文字から最低80gないと底取りできないという淡路島まで兼用出来る1本では?

釣具って「これにこれ合わせたら最高ちゃうん?!」と妄想している時が本当に楽しいですよね。
2021年はショアジギングをさらに楽しめるようおニューのロッドを買いたいと思います。
そのためにまた身を粉にして働きたいと思います、、

20ストラディックSW6000HGの良かったポイント

インフィニティドライブのロゴ入り。

個人的に一番良かったポイントは、トルクフルかつ滑らかな巻き心地。
20ストラディックSW6000HGインフィニティドライブの恩恵からかなりパワフルだと感じました。セットアッパーなど普段使用している3000番代では巻きが重たく感じられるミノーで比較すると特にわかりやすかったですが本当にするすると巻いてこれます。
また、巻き心地も滑らかでSW機のゴツさからは想像出来ないスムーズさです。

20ストラディックSWがシマノが本気を出した素晴らしいリールであるのは明白ですし私はこのリールがとても気に入っていますが、発売が噂される21ツインパワーSWやハイエンドの20ステラSWは一体どれほど凄いことになってしまうのか…気になって眠れません笑

そして、ミドルクラスのリールに見えない高級感のあるデザイン
ボディの深いネイビーのマットな質感もカッコ良くて好みだったのもこのリールを選んだポイントです。実売2万円台でこのデザインはとてもお得に感じました。

シルバー×ネイビー。マット仕上げのボディ。

20ストラディックSW6000HGの気になったポイント

この20ストラディックSW6000HGの気になった点として、水押しの強いルアーを使用した際に途端に引きが重くなる点です。

やはり初級〜中級向けクラスのリールの値段相応の部分でしょうか?

特に、ビッグバッカーやジャックアイマキマキのただ巻きなどでハンドルノブの回転が悪く感じて、巻きが重たくなるような気がしました。

おそらくハンドルノブ部分の初期グリスが多めな事が影響しているんでしょうか…?
使っていくうちにグリスが馴染んで回転も良くなっていくのかもしれませんが、ハンドルノブにベアリングが1つしか入っていない事も要因ではないかと思いました。

色々と調べていくと同じく上記の理由から、ハンドルノブに付属している出荷時のデフォルト仕様の樹脂製カラーをベアリングを変更する方が結構多いようです。

20ストラディックSW6000HGのハンドルノブへのベアリングの追加方法

付属の説明書にある72番部分の樹脂製カラーをベアリングに交換する事が出来ます。
ベアリング追加の方法はパーツが届き次第、別記事でアップしたいと思います。

※2021年1月追記

ベアリング追加をやってみました。回転は若干良くなりました!


ヘッジホッグスタジオに専用の防錆ベアリングがあり、それを追加する事が出来ます。

こちらは1個1000円くらいするので、私はAmazonで500円くらいのものを購入して付け替えようかと思っています。。

純正ハンドルノブ。
72番のプラスチック部分をベアリングに交換出来ます。

そしてぶっといラインを巻くSW機は全てそうなのでしょうか?
初心者には分かりませんがラインキーパーがスプールについていなかったので当初不便に感じました。ただ付属品には専用のスプールベルトが付属していましたので、それでラインを止める事が出来ます。

しかし、釣りを終えて家で水洗いする際にリーダーついたままですと、非常に洗いにくくて困っています、、良い解決方法がありましたらご教授ください、、

調整ワッシャーとスプールベルト付き。

20ストラディックSW6000HGの総合評価

ももや
ももや

20ストラディックSW6000HGの総合評価は…

総合評価

4.0
項目星(5段階評価)
巻き心地3.5
トルク3.5
デザイン4.0
コスパ5.0

20ストラディックSW6000HGは、ライトショアジギング〜本格的なショアジギング、オフショア遊漁船やロックショアまで使い倒したい方にぴったりのコスパ最強の汎用性の高いリールだと思います!
トルク、巻き心地は価格以上のパフォーマンスを発揮しているかと思いますが、ハンドルノブの回転が少し物足りなく感じた点、水押しの強いルアーを使用した際の引き重りが気になった点、さらに上位のリールが控えてることも加味しましてこの評価としました。
デザインはめっちゃ好みです。ももやのセルフィッシュな目線なのであまり参考にならないかも知れませんが、とにかくマットネイビー×シルバーの高級感はこの価格帯では他にないと思いました。
コスパは最高の5です!実売2万5千円前後で購入出来るSW機としては最高のコストパフォーマンスです。剛性に不安があるという声もありますが、週末アングラーが仮に月に8回頻度でショアジギングに行ったとして、それでヘタって来るようなことは断じてないと感じました!

そして、いよいよツインパワーキラー「セルテートSW」も発売を控えるSW機界隈。
初心者で予算が限られている私のような釣り人の方はまずは20ストラディックSWを一つ買ってみてはいかがでしょうか?
しかしながら、悪魔はこうも囁きます…

ちゅうた
ちゅうた

ストラディックSWを買わなければ実質4万円でセルテートSWがあなたの手に…☆

迷ったらまずは自分が欲しいと思った物を買うのが一番ですね!セルフィッシュ!

ももや
ももや

最後まで読んでいただきありがとうございます。
我々セルフィッシュフィッシャーは地元武庫川一文字で鰤を釣ることを目標に「Road to Yellowtail」という釣行レポートもアップしてますのでぜひご覧ください!セルフィッシュ!

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